長野県の気候変動適応に必要な取組情報等の発信

断熱性の高い建材等の開発(有限会社和建築設計事務所など)

断熱性の高いサッシや外被により建物の断熱性を高めることは、省エネルギーに寄与するとともに、気候変動による極端な高温・低温に適応する方策の一つです。

 

断熱サッシの開発(有限会社和建築設計事務所)

建築設計・建築資材の研究開発を行っている有限会社和建築設計事務所では、2007年から地域資源である地域木材を活用した、外装材・窓・ドア・構造材研究開発を実施しており、2013年には環境省の委託事業により世界トップクラスの断熱性をもつ窓(超断熱サッシ)を開発しました。
http://www.kazu-design.co.jp

【超断熱サッシ】
超断熱サッシ

【和建築設計事務所(プラスエネルギー建物です)】
プラスエネルギー建物の和建築設計事務所

 

「知」の集積と活用の場 木質外被研究開発プラットフォーム

長野県内外の企業、団体、個人の16者で構成される木質外被研究開発プラットフォームは、建築物の木質外被を商品化するために必要な理化学的な研究開発を行うことを目的としており、地域資源である木材のカスケード利用を推進し地域循環型の新たな地域産業の創出により地域経済活性化に寄与します。
木質外被研究開発プラットフォームでは、開口部、木質壁、木材改質・木質断熱材、製品製造システムの各分野でコンソーシアムを形成し、それぞれのプロジェクトに取り組んでいます。

主な事業内容

1 木質系外装材の商品化・事業化を念頭に置いたビジネスモデルの構築

2 木質系外装材の品化・事業化のための研究戦略、研究計画の策定

3 木質系外装材の商品化・事業化に関連する知財情報の調査及び知財戦略の策定

4 研究成果等の情報発信及び新たなプラットフォーム会員の勧誘

5 その他「知」の集積と活用の場産学官連携協議会の活動への協力 等

【木質外被研究開発プラットフォームの概要】
木質外被研究開発プラットフォームの説明図

 

  • 影響予測データ
  • 分野別部会活動紹介
  • 参画機関
  • 信州・気候変動モニタリングネットワーク
  • 信州気候変動適応センター